BLOSSOM SKISは北イタリアのスイスとの国境に程近い渓谷の町Chiavennaに本拠地を置くアトリエスキー工房です。“Blossom”とは英語で「開花する」・「再び開花する」という意味で、そのブランド名は時代の流れにより残念ながら消滅してしまったChiavenna渓谷で培われた、伝統的なイタリア産のスキー作りの再開(復活)の意味が込められています。
1999年、冬の夕べに、ルチアーノ・パナッティ氏*と地元の企業家であるフランコ・モーロ氏が暖炉の前でワインを飲みながらの談笑で、パナッティ氏は『Chiavenna渓谷で培われた、伝統的なイタリア産のスキー作りを、モーロ家の企業力と自身が持つ高い経験値によって再現(復活)できないか?』と提案しました。そこで生まれたのが“Blossom”なのです。
アトリエ工房があるChiavennaはイタリア国内で初めて国家レベルでスキー板を作り始めた地として知られています。この地は1906年にイタリア初のスキー工房(ペルセニコ社、後にスポルディングスキーにも影響を与える)が誕生した場所でもあります。ここで生産されたスキーは、マリオ・コテッリ監督が率いる伝説のイタリア、スキーナショナルチームのWCにおける爆発的な勝利にも貢献しました。
“Blossom”はその設立から僅かな年月でChiavennaの伝統的なイタリア産のスキー作りを復活させ、世界に誇れるスキーブランドになりました。現在ではその高い品質・性能が評価されイタリア国内をはじめ世界各国のインストラクターやWC選手からの別注生産もしています。また世界的にも有名な高級ブランドやオリジナルブランドのスキーも請け負い供給しています。
*ルチアーノ・パナッティ氏とは1970年代「青い雪崩」と呼ばれたマリオ・コテッリ監督が率いる伝説のイタリア、スキーナショナルチームのスピード系コーチとして活躍。(グスタボ・トエニも所属)コーチ退任後はスキーメーカーやチューンナップマシーンメーカーの開発責任者として活躍。
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